診察に行ったときに注意すること 〜 外反母趾に悩まない
外反母趾が進行すると、変形だけではなく痛みやしびれの症状が出てくることがあります。
この痛みやしびれを我慢して放置しておくと、どうしても不自然な歩き方になり、膝や股関節、やがて腰や肩の骨格の歪みなどを誘発する原因になります。
体の節々に痛みがあるとだんだん外出や運動がおっくうになり、運動不足が原因でさまざまな生活習慣病を引き起こしてしまいます。
外反母趾で痛みなどが出てくると、まずは病院で診察を受けましょう。
ただ、診察を受ける際には、注意事項がいくつかあります。
外反母趾に対して即効性のある標準的な治療方法というのは、まだ確立されていません。
外反母趾は、足の指先の骨格が長い年月をかけて歪んでしまった病気なので、病院に行って治療を受けるとただちに完治するという病気ではありません。
そのため、治療を行う際、医師としても患者の意向を聞きつつアドバイスを行い、治療方針を決めていくしかないのです。
診察に行く時には、どこが痛いのか、いつぐらいから痛いのか、その痛みの頻度や生活に及ぼしている支障など、詳細に話しましょう。
治療方針としては、主に「保存的治療」と「手術療法」に分けられます。
軽度の痛みであれば、患部にパットを当てたり、テーピングなどにより矯正したりして、経過を観察することになります。
トレーニングやリハビリの方法についてもアドバイスされると思いますので、毎日、継続的に取り組むことで改善できる点もあります。
日常の生活に支障が生じるような痛みが続くようであれば、手術療法も提案されますが、手術の効果にも個人差がありますので、医師の話を納得するまでしっかり聞き、理解することが大切です。
また手術になると、入院する必要性もあり、家族環境や仕事などにも影響が生じますので、まわりの方に相談しながら慎重に検討しましょう。